こんにちは、清瀬いんどう歯科の町田です!(^^)!
「年齢とともに口臭が強くなった気がする」
「中高年になって口臭のニオイが変わってきた」
・・・なんて思うことはありませんか?
実は、年をとると、口臭が以前と違うニオイになったり、強くなったりすることがあります。
その理由は、歯周病などの場合もありますが、年齢とともに口内に、菌が増えること発見されたそうです😲
今回はその加齢により口臭が変化する理由をご紹介します✨
幅広い年代で口臭の原因となる揮発性硫黄化合物(VSC)というものがあります。
それとは別に、年齢を重ねると違う種類のニオイ物質が増加されるんだとか。
年齢とともに脂肪酸の仲間である「イソ吉草酸」や「酪酸」というニオイ物質が増える傾向にあることがわかりました。
🌟イソ吉草酸・・・汗臭・足臭・加齢臭に含まれています。
🌟酪酸・・・お酢などを嗅いだ時に鼻にツンとくる刺激臭がします。
なぜ年を重ねると「イソ吉草酸」「酪酸」など、別のニオイ物質が増えるのでしょうか❔
それは、加齢とともにそれら脂肪酸類を発生させる菌が増えるという理由が考えられます。
具体的に挙げると、Pg菌(ポルフィノモナス・ジンジバリス)やプレボテラ菌などです。
これらの菌は、脂肪酸類だけでなく最初に挙げた揮発性硫黄化合物(VSC)も発生させるので、
菌が増えることで口臭がより強まったり、ニオイの質も変わってくる可能性があるそうです💡
また、Pg菌は、重度の歯周病との関連性があり、病原性が高いとも言われています😨
これらの菌がいれば必ず歯周病!ということではありませんが、年を重ねて口臭が変わってきたという場合は、
口の中で歯周病と関わりのある菌が増えてきた可能性もあるので要注意です⚡
年齢を重ねたことによる口臭を防ぐためにも、歯周ケアをするためにも、嫌気性細菌の住処である
歯周ポケットの中の歯垢、つまり歯周病プラークがたまらないよう、しっかりケアすることが大切です✨🦷
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