こんにちは、清瀬いんどう歯科の町田です!(^^)!
舌の裏にくっついている「舌小帯(ぜっしょうたい)」のことをご存知ですか❔
舌小帯とは、舌の下面と下の前歯の付け根に通じる粘膜のことを言います。
舌を裏返すように上に伸ばすと見えてくる、裏側に付いているヒダのことです💡
この小帯が生まれつき短かったり舌の先端までついていたりするのを舌小帯短縮症(舌小帯萎縮症、舌強直症)
と言うんです。
舌を前に突き出すと、舌の先端にくびれができて舌がハート型のようになるのが特徴です👅
ほとんどのものは重大な問題が無いのですが、舌小帯のつき具合が舌先になりすぎていたり、舌小帯が短いほどに
吸いつきが浅く授乳が困難であったり、発音への障害や舌突出癖(舌の動きが影響し歯並びにに問題を生じる)、
咀嚼障害などの原因になることがあるといわれています。
舌小帯の短縮の程度は、舌の先をどの程度上げられるかによって、軽度・中等度・重度の分けられます。
口を大きく開け、舌の先を上顎に付けることである程度度合いを判別ことができるそうです💡
🌟軽度・・・お口の大きさ(縦の長さ)の1/2以上上げられる
🌟中等度・・・1/2以下しか上がらない
🌟重度・・・下顎の歯よりも上がらない・全く上げられない
舌小帯短縮症であった場合生後間もない頃、あまり小帯の感覚もない時期に、無麻酔で切ることもあります。
そうでない場合は、4~5歳ごろまで経過観察することが多いです👶
その頃になっても
・舌を上に上げられない
・舌の先が上顎の切歯まで到達できない
・下顎の切歯よりも前に出せない
・発音や構音の障害(話し方がおかしい)
といった症状がある際は、処置を考えた方がいいと言われています。
上に書いたように、重度の舌小帯短縮症であった場合は幼少期に処置することが多いので
成人の方で重い舌小帯短縮症の方はあまりいらっしゃいません💭
ですが、気になる方はお近くの口腔外科に行ってみてくださいね✨
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