こんにちは、清瀬いんどう歯科の町田です!(^^)!
人間の体の中には石ができる場所がいくつかあります。
肝臓や腎臓、胃など様々な箇所が挙げられますが、実はお口の中にも石ができることがあります😲
もしかして歯石のことかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は違います❕
いわゆる歯石は名前に「石」がついていますが、厳密に言うとプラークが石灰化して硬くなったものです。
今回ご説明するものは、「唾石症」というお口の中の病気になります💡
🌟唾石症とは❔
唾石症(だせきしょう)とは、大唾液腺(耳下腺、顎下腺)からの導管と呼ばれる唾液排出管の中に結石が生じ、
唾液流出障害や炎症が起こる病気です。
特に顎下腺(がっかせん)という顎の下にある唾液腺に多く発症します。
男女で発症の差があり、比率では2:1で男性に多く発症するそうです🚹🚺
🌟特徴
食事の最中などに、唾液腺のある顎の下が腫れて激しい痛みがおこります⚡
しばらくすると徐々に症状が消退するのが特徴です。
🌟予防
水を十分に飲んで、口の乾燥を防ぐことが大切です。
唾液中の水分が減るとカルシウムが唾液に溶け切らず、固まりやすくなります。
ですが、カルシウムを多く含むミネラルウォーターは、飲み過ぎると唾石ができやすくなるという例があるそうなので
注意が必要です💡
また、唾石の芯になる異物は細菌や食べ物のかすといわれています。
歯みがきやうがい、入れ歯の洗浄などの口腔ケアを怠らないようにしましょう!
🌟治療方法
小さな唾石は開口部から自然に流出することもあります。
口底部にある唾液の導管内にある唾石は、口の中で切開して唾石のみを摘出します。
顎下腺の中にできたものは自然に排出することが難しい為、顎下腺ごと唾石を摘出します。
今回は唾石症についてお話させていただきましたが、いかがでしたか❔
実は、最近私の友人でも唾石症を発症したというケースも身近にありました💦
気を付けたい方は、先程お伝えした予防法を試したり、唾液腺のマッサージなど調べてみてください✨
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