こんにちは!清瀬いんどう歯科の板垣です🐶
みなさん「遺伝」と聞くと、顔立ちや体型身長などを思い浮かべるかと思いますが、お口の中はどうなんでしょう?
今日はお口の中の遺伝についてお話していきます💫
まず歯並びについてです🦷
結論から申し上げますと、歯並び自体は遺伝しません❗
「結果的に親に似た歯並びになってきた」という可能性はありますが、そのままそっくり歯並びが遺伝するわけではありません🙅🏻♀️
実際に遺伝するのは、顎や歯の大きさや形です。
歯並び自体が親子で似てくるのは、この顎や歯の大きさや形の遺伝が理由なのです👻
ただし、顎や歯の大きさや形が遺伝したからといって必ずしも歯並びが悪くなるわけではなく、その後の歯並びにどう影響が出るかは、生活習慣が大きく関係しています。
つまり、お子さまの生活習慣に気をつけることで、歯並びが悪くなるリスクを最小限に抑えられる可能性があります💡
次に、歯の色についてです🦷
歯の色は、遺伝する可能性が高いと言われています👄
歯の形は、大きく分けて「エナメル質」と「象牙質」で構成されています。
エナメル質は歯の一番外側の半透明の組織を指し、象牙質はエナメル質の内側の黄色味を帯びた乳白色の組織を指します。
ですので、象牙質の色はエナメル質から透けて目に見えるわけです👀
象牙質の色も肌や髪の毛の色と同じように人によって違い、もともと白っぽかったり濃い黄色だったりします。
そしてこの象牙質は遺伝による影響を受けやすい性質を持つため、遺伝により濃い黄色の象牙質を受け継いだ場合はもともとの歯の色が黄ばんで見えることになります😯
生まれつきの歯の色は、ご自身での歯磨きや歯科医院でのクリーニングでの改善が難しいため、ホワイトニングをお勧めしております👩🏻⚕️
いかがでしたか?
今日はお口の中の遺伝するもの・しないものについてお話させていただきました✨
最後までお読みいただきありがとうございました🌈
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