こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
「食欲の秋」とよく耳にしますが、秋は様々な食材が旬を迎えることから
美味しいものを食べる機会が増しますよね
暦上で秋は立秋から立冬の前日までをさし、現代では9月~11月が秋です
【秋に旬を迎える食べ物】
さつまいも
里芋
大根
カブ
かぼちゃ
じゃがいも
レンコン
しいたけ
ごぼう
ナス
サンマ
鮭
カツオ
栗
梨
柿
りんご
…など様々な食べ物が旬を迎えますが、
「歯ごたえ」を感じるためにはお口のある組織が深く関わっています
では、そんな歯ごたえはどこで感じているでしょうか?
歯茎…?
歯の神経…?
顎の骨…?
正解は、、☟
「歯根膜」と呼ばれる歯と顎の骨を繋ぐ組織で感じ取っています
歯根膜は歯の根っこの周りを覆っていて、
別名「歯周靭帯」とも呼ばれています
歯根膜の厚さはたったの0.3㎜ほどしかありませんが、
「クッション」と「センサー」の大切な役割を担っているのです
食べ物を噛むときに歯はとても強い力がかかっていますが
歯根膜はその力をクッションのように吸収・分散し
歯や骨を保護してくれています
この歯を守ってくれて、食感を感じさせてくれる歯根膜ですが、
歯周病などによって歯を支える歯槽骨がなくなっていくと
それに応じて歯根膜も失われていきます
そうすると歯根膜のない歯は鈍感になり、構造的にも
支えが少なく弱くなってしまいます
また、歯根膜は乾燥に弱く18分乾燥した状態にあると
死んでしまうと言われています
次回、歯根膜の役割についてお話します
NEXT▷▷歯根膜~中編~
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