こんにちは🎵清瀬いんどう歯科の板垣ですヽ(^o^)丿
皆さんひとりひとりが身長や肌の白さなどが違うように、歯の色にも個人差があることを知っていますか?
実は、歯の色にも生まれつきの特徴があるので今日はそのお話をしていきます🐣
歯の構造は、外側から エナメル質、象牙質、歯髄 と構成されています。
そのうち、白く透明なエナメル質と、クリーム色や黄色の象牙質があいまって、歯の色を決定づける要因となります。
エナメル質が厚い人は歯が白く見え、エナメル質が薄い人は象牙質の色が透けて黄色っぽく見えます🦷
実はこれには世界的に見ても違いがあり、日本人はエナメル質が薄い傾向にあり、欧米人に比べると歯が黄色く見えてしまいます🗾
ちなみに、日本人の歯の色の平均は「A3」と言われていますので、気になる方は調べてみてください💁🏻♀️🖊️
また、お薬の作用で歯の色が変わるケースもあります。
これを テトラサイクリン歯 といいます💊
テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系抗生物質により変色した歯のことを指します。
歯の形成期(0~10歳頃)にこの抗生物質を大量にとると、副作用として歯の変色が起きます😮
テトラサイクリン系の抗生物質は、かつてマイコプラズマ肺炎や百日咳の特効薬、風邪薬のシロップなどに使われており、日本では昭和40年代に多量に使われていました。
歯の色が灰色がかっていたり、横縞模様が見られるのが特徴です。
こんな風に、歯が作られる段階で色が決まっていくことがあります🦷
みなさんも、よく自分の歯を観察してみてください😻🥽
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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