今回はその日本画バージョンをご紹介させて頂きます🧑🏻🎨
こちらは1850年ごろ、浮世絵師の歌川国芳によって描かれた『きたいな名医難病治療』です️✨
鉗子で歯を掴んで抜く場面を描いています✂
この年代の日本の歯科医は、患者と正座で向かい合って抜歯していたそうです❗
2枚目は同じころ、国芳によって描かれた『東海道五十三対 石部』の一部です。
房楊枝(ふさようじ)という歯ブラシのようなもので女性が歯を磨いている場面となっています✨
この時代に歯を磨く目的は、主に汚れを落とし口臭を防ぐことを目的とされ、粋な遊び人であることの
象徴としてみなされていたようです👘
TBSのドラマ『JIN-仁-』にも房楊枝で歯を磨く場面があるので、ご興味のある方は是非ご覧ください😊
最後は鍬形蕙斎によって描かれた
江戸における多種多様な職業の人々を生き生きと描いています✨
右上で強く存在感を放つ人物が「香具師」という、お祭りなどで見世物や芸を披露する職業だと言われています💡
曲独楽(きょくごま)や居合抜きなどの芸を披露しながら歯磨き粉を売ったり、
希望者がいれば熟練の早業でその人の歯を抜いたとか!?
いかがでしたか?
現代と比べてみると歯科治療の発展がわかりやすいですね(*^-^*)
まだまだ歯に関する芸術はたくさんあるので、興味を持たれたら是非調べてみてください🔍🕵🏻♂️✨
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