こんにちは、清瀬いんどう歯科の國井です(^^♪
皆さんは「知覚過敏」をご存知でしょうか?
知覚過敏とは虫歯ではないのにも関わらず、冷たい飲み物や食べ物で歯が沁みたり、歯ブラシでのブラッシングでも歯が痛んでしまう症状のことを言います。
そしてこの知覚過敏で悩まされている方は意外にも少なくありません。
では何故知覚過敏になってしまうのか?今回はそんな知覚過敏の原因についてお話させて頂こうと思います。
【知覚過敏の原因】
知覚過敏の原因は様々で、人によってその原因は違います。
なので今回はその中でも代表的な原因をいくつかご紹介させて頂きます。
一つ目の原因として考えられるのは「歯の擦り減り」です。
歯というものは皆さん毎日使用している為、気づかない内に日に日にほんの少しずつすり減っています。
そしてこの時、歯の表面のエナメル質がすり減り、歯の象牙質が露わになることで知覚過敏の症状が発症します。
その中でも歯ぎしりが強い人や歯磨きの力加減が強い人など、歯に負担をかける行動が多い人は知覚過敏になりやすい人だと言えます。
次に二つ目の原因として考えられるのは「歯肉の退縮」です。
歯肉の位置は年を重ねるごとに下がってしまうことが多いと言われており、その主な原因は歯周病にあります。
成人の多くがこの歯周病になっていると言われており、歯周病が酷く悪化してしまうとはをささえている骨がなくなり、それと同時に歯肉の退縮に繋がります。
そして歯肉が退縮すると刺激を受けやすい象牙質がむき出しになり、知覚過敏のリスクが高まるのです。
最後にご紹介する三つ目の原因として考えられるのは「酸による歯の溶け」です。
歯の表面のエナメル質は酸で溶ける性質を持っており、酸によってエナメル質が溶け歯の象牙質が露わになることで知覚過敏の症状が発症します。
私たちが口にしている食べ物や飲み物に多く含んでいる酸ですが、これらの酸は長時間お口の中に含んでいなければ多くの場合害はありません。
ですが、やはりダラダラと食事をし長時間お口の中に酸を含んでいるとエナメル質にとっては悪影響を及ぼします。
特に象牙質が露わになっている歯は弱い酸でも溶けてしまう可能性が高まりますので気を付けましょう。
知覚過敏でお困りの方は悪化しないように、そうでない方も今後知覚過敏にならないよう日々気を付けましょう!🦷
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