こんにちは🎵 清瀬いんどう歯科の町田です!(^^)!
皆さんは聖アポロニアをご存知ですか?
歯科関係の方ならその名を耳にした方も多いのではないのでしょうか💭
アポロニアはローマ時代のエジプトで歯を抜かれて殉教した女性で、東方正教会、コプト正教会、
ローマ・カトリック教会にて聖人として示されています。
ローマ帝国時代、初期のキリスト教徒は帝国の宗教と皇帝礼拝を拒否したことで、迫害を受けていました。
エジプトの行政官の娘アポロニアもまた、キリスト教信仰を捨て、帝国の信仰に改めるよう求められました。
しかし彼女はそれを断り、火刑に処されることとなってしまったんです😱
アポロニアは全ての歯を抜かれ、顎を砕かれた後生きたまま火あぶりにされました😭
炎に焼かれながらも、彼女は「歯痛に悩む人が私の名をとなえればその苦痛から逃れられるだろう」と叫んだと
伝えられています。
当時も歯の病や苦痛に悩まされる人は現在同様たくさんいたため、聖アポロニア崇拝は急速にヨーロッパ各地へと
拡がっていきました。
同時に、ヨーロッパの教会や聖堂には数多くの像や絵画が飾られるようになりました✨
その肖像は彼女が抜歯用の鉗子を持っていたりと
これらの彫刻や絵画を見ると、当時歯の痛みを取り除くにはやはり「抜歯」が一番の治療法だったことが伺えます。
聖アポロニアは他の聖人の例に漏れず、自分の殉教に関係したものを守護しています。
また、芸術作品では、彼女は歯を抜くためのペンチや歯そのものを持つ姿で表されています🦷
海外ではアポロニアは歯科医院の守護神として親しまれているようで、ポピュラーな女神なんです✨
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