こんにちは🎵 清瀬いんどう歯科の町田です!(^^)!
皆さんは歯医者で型取りをしたことはありますか?
もし経験がある方は、ピンク色の物を使って型取りを経験した方が多いのではないでしょうか。
今回はその型取りについてお話させていただきます✨
型取りの手順ですが、歯の上からピンク色で柔らかい材料を押し当て、
数分後に固まったその材料を剥がされて終了となります。
この歯型をとることを「印象採得」といいます。
剥がされた固まりの内側には歯の形態が正確に写し取られており、ここに石膏を流し込んで歯型の模型を作ります。
この模型をもとに詰め物や冠などを製作しているんです。
歯型を取るときに使う材料のことを「印象材」といいます。
実は、その印象材には私たちの身近な「寒天」が使われているんです💡
現在、その寒天とアルジネートという材料の2種類が「連合印象法」に用いられています。
アルジネートの主成分はアルギン酸ナトリウムと石膏でできています。
ちなみに、アルギン酸ナトリウムは海藻などに含まれていて、私たちがよく口にするかまぼこなどの練り製品を
固める際に使われているんです🎵
寒天やかまぼこと聞くと印象材との距離が一気に縮まってきますよね🥰
一方、より精密な型取りが要求される場合はシリコンラバーを材料としたゴム質系の印象材を用いることがあります。
細部まで精密に型取りができるメリットがありますが、材料費が高く、保険適用にはなっていません😢
主にインプラントやセラミックの被せ物などの際に使われています。
型取りは歯科治療の項目の中でも患者さんが苦手なものかと思われますが
保険で詰め物や被せ物を作る際には必須の工程ですので、頑張りましょう💪🏻!
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