こんにちは🎵 清瀬いんどう歯科の町田です!(^^)!
今回は「ガムを噛むと顎にどのような影響があるのか」をお話させていただきます❕
👍良い影響
◎唾液の分泌を促進させ、むし歯や歯周病の予防になる
ガムをかむことで唾液が分泌されやすくなります。
唾液には溶かされた歯の表面を再石灰化してくれるミネラルを含んでいます。
また、唾液は緩衝作用(お口の中のPHを一定にする働き)をもっているため口腔内の酸性度を下げたり、
唾液の流れそのもので虫歯になりにくい環境にしてくれます。
◎脳への血流がアップして、脳の発達、認知予防につながります。
歯の下には「歯根膜」というクッションのような器官があります。
物を噛むと歯は歯根膜わずか0.03㎜程沈み込むことにより歯根膜の下にある血管が圧縮され、
ポンプのように血液を脳に送り込んでいるんです💡
血液が送り込まれることで脳は刺激を受けるので、噛めば噛むほど脳は活性化されます✨
◎唾液は消化を助け、胃腸の働きを活発にします。
唾液の分泌が促されると唾液に含まれる酵素が食べ物に含まれるでんぷんを分解し
胃で消化されやすい状態にしてくれます🎵
そして口の中の食べカスを洗い流し、口の中をきれいにして虫歯や口臭を防ぎます。
◎顎の成長発育
近年あまり硬い食べ物を食べる事が少なくなってきており、噛む回数も減ってきています。
そのために歯や顎の周りの筋肉が育ちにくく、また、顎も育ちにくくなってしまいます😥
ガムを噛み顎と筋肉を鍛えることで、歯並びやお顔立ちを良くする事が期待できます✨
👎悪い影響
✖ 歯がすり減ってしまう
1時間以上ガムを噛んでいると歯が擦り減ってしまう事があります。
その結果噛み合わせが合わないなどの症状が出る事があります😱
✖ 虫歯になる
虫歯はミュータンス菌という虫歯菌が砂糖を食べることで、代謝物として強い酸を発生させ、
歯を溶かしていくために起きます。
そのため砂糖の入っているガムを習慣的に噛んでいると虫歯になる事があります。
✖ えらが張る
ガムを噛むときには、閉口筋という筋肉、主に咬筋と側頭筋が働きます。
ガムを噛むことは、それらの筋力トレーニングを行っているようなものです。
筋肉には付着部という所があり、骨にくっついています。
すなわち閉口筋が働く際、付着部についている骨を動かしているんです😯
刺激を受けた骨は、硬くなったり太くなったりします。
エラの張りが気になる方は、咬筋が発達してしまうためガムを噛み続けるのは避けることをオススメします💡
いかがでしたか?
ガムを噛むことによるメリット、デメリットを把握したうえで美味しくガムを噛めるといいですよね🦷
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