こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
今回は源頼朝の口内環境についてお話します🦷
源頼朝は鎌倉幕府を開いた後、1198年の暮れに落馬して
体調を崩し、翌年1199年1月13日に死亡したと言われています😿
この死因については様々取り上げられていますが、
その中に源頼朝が水を飲んで死亡したとされる説があります🥤
すなわち落馬は脳虚血発作によるもので一旦は回復したものの、
療養中に水を誤嚥し、肺炎から肺血症をきたして、
今でいう誤嚥性肺炎が直接の死因ではなかったかという説です💡
【誤嚥性とは】
お口から入った食べ物や飲み物・唾液は通常、
食道を通って胃に入っていきます👍🏻
このことを嚥下と言いますが、誤嚥とはこの嚥下が正しく行われずに
唾液や食べ物などが気管を通り、誤って肺に入っていくことです❗
【誤嚥性肺炎とは】
名前の通り誤嚥によっておこる肺炎なのですが、
誤嚥により唾液や食べ物などと一緒にお口の中の細菌が肺に入り込み
炎症をおこしてしまいます🌀
これが誤嚥性肺炎です❕
【誤嚥性肺炎を防ぐには】
*むせにくい飲食物をとり、焦らずにゆっくりと食べる
*口腔内を清潔に保つ
細菌の塊であるプラークが残りやすい歯と歯肉の境目や
歯と歯の間にも注意して丁寧に歯磨きを行って下さい🦷
*歯医者さんへの定期的な通院
歯周病の予防・早期発見・早期治癒が出来ます😊
歯周病は痛みを伴わないで進行するため定期的な検査と歯石除去が必要です☝🏻
歯ブラシが届かない歯周ポケット内を歯科の機械を使って清掃します✨
年齢を重ねるにつれて嚥下機能が低下していくのは避けられません⚠
つまり、誤嚥性肺炎のリスクを下げるには
徹底的に口腔内を清潔に保つことが重要になり、
虫歯や歯周病をいち早く治療することはもちろん、治療後のケアも大切です😁
定期健診でお口の状態を把握し、健康な身体を維持しましょう(*^-^*)♪
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