こんにちは🎵清瀬いんどう歯科の板垣です🐟🎀
みなさんは「お口の中にできる石」と聞くと、歯石を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
その通り、歯石は一番ポピュラーな「お口の中にできる石」です💡
ですが、実は歯石以外にもお口の中で固まって石になってしまうものがあります😱
今日はお口の中に石ができる 唾石症(だせきしょう) についてお話していきます◎
🌟唾石症とは?
唾石症とは、唾液が作られるところ(唾液腺)や唾液の通り道である管(導管)に、石が詰まる病気です。
似た病気に尿管が詰まる尿路結石や、胆管が詰まる胆管結石などがあります☝🏻
唾液腺は、顎の下の顎下腺・舌の下の舌下腺・耳の近くの耳下腺がありますが、唾石症の9割以上は顎下腺に発症します。
🌟唾石症の原因は?
導管に入った細菌や異物などを核にして、唾液中のリン酸カルシウムや炭酸カルシウムが沈着し、唾石が作られます。
唾液の流れが悪いと唾石ができやすいため、水分摂取の少ない方や薬の影響などで唾液の分泌が少ない方は注意が必要です🕶️
カルシウムが豊富なミネラルウォーター(硬水)をよく飲んでいる方は、唾石ができやすいという報告もあるそうです。
🌟唾石症の症状は?
できてしまった唾石が少しずつ大きくなり、唾液の通り道を塞いでしまうことで唾液の逆流や炎症が起こります😵💫🩸
唾石症の主な症状は
・顎の下や耳の下の強い腫れや痛み
・舌の裏側の異物感
・唾液が出にくくなりお口の中が乾燥する
などが挙げられ、特に痛みは唾液が活発に分泌される食事中に増すことが多いです🍣
🌟唾石症の治療は?
唾石症を放置すると、口の中の細菌が唾液腺に逆流し、細菌感染を引き起こしてしまう可能性があります😱
細菌感染し炎症が増すと、発熱やお顔全体が腫れてしまうことも・・・
初期の段階ではほとんど自覚症状がないことが多いため、痛みが出たら早めに医療機関の受診をすることをお勧めします!
治療としては、唾石が小さく症状が軽い場合は水分補給や、唾液腺のマッサージをすることで唾石が自然に排出されるのを待ちます。
炎症がある場合は鎮痛薬や抗生剤を使用します。症状が長引き、自然に唾石が出てこなければ唾石を摘出する手術をします👻
今回は、お口の中にできる「唾石」についてお話ししました💡
気になる症状がありましたらぜひ当院にお越しください!
最後までお読みいただきありがとうございました🌈
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